2008/06/01

プロジェクトリーダーの憂鬱

 ソフトウェア開発のプロジェクトリーダーの方とお話ししました。これまでに色々あって、アフターセールスのチームリーダーと折り合いが悪いそうです。彼の開発が遅れて、アフターセールスチームはお客からさんざん文句を言われてしまったのですね。
 その問題は解決したのですが、そのあとです。なんとなくわだかまりがある。不信感を抱いているのを感じる。そのため、何か依頼したいことも躊躇われて、逆に相手に妥協してしまうことがしばしばだ、というのです。
 カレンシーの交換、という観点で説明すると、よく分かりますよね。相手にネガティブなカレンシーを渡してしまっているので、そのあと何となくカレンシーの埋め合わせをしているという状況です。うーん、きついですよね。こういう相手が何人もいたら、出社するのが嫌になってします。同僚が、借金取りのように見えるでしょう。それで、利息だけ払い続けている。
 さて、どうするか・・・。ここは一括返済した方がよいでしょう。「ごめんなさい」をはっきりいうことです。そのうえで、これからあなたとうまくやっていきたいが、どうしたらよいか、と尋ねてみてはいかがでしょう。このような思い切った歩み寄りは、相手の意表をついて、ぐらっとくる可能性を高めます。
 彼が、もっとラクに仕事できたらいいな、と心から思いました。がんばって!

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