2008/06/04

先生の影響力


 多かれ少なかれ、誰でも影響力を持ちたいもの。少なからぬ人たちが、昇進すると影響力が高まると思っていらっしゃいます。それから資格や学位があることも、影響力につながると思われているようですね。おそらくその通りなのだと思います。
 ところが興味深いことに、影響力の少ない上司が少なくない。医師は患者に生活習慣を守らせることに手を焼いています。仕事がない弁護士や会計士がいるって、ほんとでしょうか。どうやら地位や資格は影響力を発揮するに十分条件ではないようです。
 今日はある「先生」と呼ばれる専門職について話し合われました。その先生の中で成功している方は、やはりクライエントが言うことをよく聞く。「まあ、先生の言うことなら仕方ないか」という感じ。それに対して多くの先生が、クライエントをコントロールできずに苦労しているようです。法律を背景に「禁止」といわなければならないのですが、私の聞いた印象ではどうもそれが容易ではない。こっそりウラで約束破りが起こっているような気がします。
 クライエントを従わせている先生の秘密は何か。どうやらここでもカレンシーの交換が起こっているよう。それは食事しながら個人的な相談に乗っていたり、さまざまな情報共有をしているなかで行われているようです。
 先生も先生ではいられない、ということでしょうねえ。先生たちのご意見をうかがいたいな。
(写真は「先生」とは関係ありません)

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