キャリアの授業では、学生にビデオを見せることがあります。今日は稲盛和夫氏がインタビューに答えたもの。氏の京セラ設立当時のエピソードは、著書にも書かれていますから、ご存じの方も少なくないでしょう。
今日は、そのビデオをみながら、あらためて、なぜ同志6名は稲盛氏とともに会社をつくろうと思ったのだろう、と考えました。ここにも影響力が働いているはずです。
稲盛氏が語った仕事への熱き思いが、同志たちのビジョンになっていたことは間違いないでしょう。さらに氏は態度でビジョンを示しました。お客のためには、ストライキ中といえども仕事を休まなかった。本物のビジョンが大きなカレンシーであることは、影響力の法則が示すとおりです。正しい道を進んでいる、と感じられることも、強力なカレンシーになりますね。
かくして同志たちは、自分たちが大きな犠牲を払ってでも、稲盛氏の技術に賭けることを約束します。この約束が、稲盛氏にとって大きなカレンシーになったことも、また間違いありません。
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