2008/06/28

学生の発見

 今週の授業で学生が述べたこと。私は若者の発見として、ちょっと身震いするような感動を覚えました。
 彼女が言っていたのはこのようなことです。インターンシップで職場体験をしてきた。インターンにいく前には、働くとことを自分中心に考えていた。だから、どんな仕事につけるか、どんな会社に入るか、そんなことばかり考えていた。よい仲間に巡り会えるか、多くのことを教えてもらえるか。そう考えると、社会に出ること、就職することは恐くてならなかった。もし希望がかなわなかったらどうしようか・・・
 インターンを体験してひとつひとつの仕事を工夫していくと、色々な変化が起こることに気づいた。たとえば、会社説明会の手伝いをしたとき、最初は興味がなさそうな学生が、説明を聞くと顔の表情が俄然変わる。この変化に興奮した。とても人と接する仕事ができると思えなかったが、今では営業の仕事もできると思う。仕事に対する考えも変わった。仕事はひとりではできないものだ。いろいろな人と関わりながら仕事をしている。そうして変化を起こしているのだ。だから、どんな会社にはいるかも、仕事につけるかも、それほど意味はない。どのように関わっていくかが問われているのだ。それを楽しめればいい。そう考えると、社会に出ることが楽しみになった。
 こういう学生を採用してください!

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