2008/10/28

目標設定

 ITベンダーのプロジェクトリーダーのお話を聞きました。メンバーがプロジェクトに対する責任感が乏しい。モチベーションが低いように見えるのだそうです。そこで、これから各自の目標を再度確認していくと。
 現在のプロジェクトでは、メンバーの多くは協力会社から来ています。混成チームですね。そこで各自の目標を強調すればするほど、自分の仕事しかやらなくなる可能性がある。各自の目標だけやっていればいい、というように聞こえてしまうからです。しかし、リーダーとしてはもっと顧客や会社の利益のために働いてほしい。ここは、ジレンマだと思います。
 こんなときには、何かエモーショナルな理由が必要だと思います。話しを聴いているうちに、燃えてくるような。協力する理由がいるのです。そもそも自分のプロジェクトに燃えるものを感じないなら、リーダーシップを発揮するのは難しいと思います。別のリーダーの方が言っていた、自分の役割を熟考するというのは、意味のあることです。きっとカレンシーはそこにあるんですよ。

2008/10/27

『産業カウンセリング辞典』

 金子書房より『産業カウンセリング辞典』が発売になりました。本辞典は日本産業カウンセリング学会監修、編集は松原達哉先生、木村周先生、桐村晋次先生らによるもの。帯には「働くことを巡る諸問題を理解し、効果的なカウンセリングを展開するための必携書!」とあります。こちらの「コンサルテーション」『派遣労働」の2項を執筆いたしました。私の項目はともかく、645項目、77の人名項目は読み応えありそうです。ぜひお手元にご用意ください。

靴の効用 1

 以前書いたように、縁あってメフィストという靴と出会いました。靴などに興味なかった私としては、初めて靴に目覚めた、というところでしょうか。いや、人前で話す仕事柄、足の負荷を減らすことは考えてきており、以前から健康シューズのたぐいにはお世話になっていました。なかでも、ビブラムソールやecco、もちろんNikeのAirやMerrelには大変お世話になってきました。この場を借りてありがとう、といいたいと思います。
 ところが、このメフィストで靴の概念が変わったといっても大げさではありません。まず、今までの靴は足に合っていなかったことがわかります。今回TANCOというタイプのシューズを買いました。私はこれまでだいたい26-26.5cmを選んできました。高校生のころは27.5など履いた記憶があります。大足ではないものの、自分の足は小さくないと思っていました。ところが、今回選んだTANCOは25.5です。これでピッタリ。すでに足の一部になっています。若干足の先にさわるのですが、それは問題ではありません。それ以上に足のつま先を除いて、すっぽり包まれて動かない。つま先だけが自由になる。この初めての感覚に驚きます。裸足で歩いているよう。でもクッションの衝撃吸収はこれまでで最高。ちょっと空を飛んでる感じです。
 こうなると、いままでクルマでいっていたところ、少しでも歩きたくなります。せっかく出会った靴の感触。クルマを使わなくなれば、その分省エネにもなる、と。さて、どうなることか・・・。つづきはまたあらためて。