2009/10/18

東京モーターショウ

 今日は幕張メッセの近くを通る機会があり、まもなくモーターショウなんだ、と気付きました。今年は出展者が少なく、寂しいショウといわれています。自工会主催の大会ゆえに日本勢の出展は当然としても、外国勢が・・・・。フォルクスワーゲンも、プジョーも、ヒュンダイもでないんです。出展するロータス、ケイターハム、アルピナ、なんて普通の人は知らないですよ。いずれも小さなスポーツカーメーカーですから。

 このような低調ぶりは、景気後退によるところが大きいのでしょう。しかし気になるのは、上海のショウにはむしろ規模が拡大しているのだそう。つまりここでも”ジャパンパッシング”が見られるのです。考えてみれば、日本市場自体が縮小しているうえに、もともと輸入車のシェアは数%しかないのです。戦時中から外国メーカーを締め出してきましたからね。対して中国は、いろいろな制限はあるにしても、外国車ばかり。欧州や韓国のメーカーが、「東京」に価値を感じなくったとしても仕方ないかな、と思います。

 外からの力を引き寄せないと、結局その市場自体が栄えない、その象徴にならないと良いのですが。ここでもレシプロシティは確実に働いていると思います。

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