2010/08/06

部下3人

 こんな場面を観察しました。これは実際はちょっと違うんですが、リーダーとはじめてその下につくメンバー3人が、テーブルを挟んで向き合っている場面。リーダーは、新しいプロジェクトについてメンバーに説明しています。そんな場面を想像してみてください。

 メンバー3人のうち、2名は身を乗り出している。リーダーの話に頷く、質問する、メモをとる。積極的です。残りの一人は、腕を組む、あくびをする、顔を逸らす。前日寝てないのかなあ。さて、リーダーはどう反応したか?

 結論は、前者2名を見て話をしました。3人目には時々視線を配る。でも表情がない。そのようなリーダーの反応をみてか、メンバーはますます退屈になる。これは、リーダーとメンバーの間に、交換が起こる過程をよく示しています。当然、交換が進めば良い情報を得られるのでメンバーは仕事しやすくなる。一方交換が少ないと、情報が少なくなってしまうでしょうね。前者をinGroup、後者をoutGroupといいます。そして、一度out Groupに入ってしまうと、なかなかin Groupには入れないようですね。

 若い人には、早くinGroupに入れといいたいです。だからマナーとか下手に出るとか、そういうことも生きる上の戦術と思って、馬鹿にしてはいけないんですよ。

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