2011/01/15

プランナー難民か?

 私は、ここ数年フランクリンプランナーを使ってきました。「7つの習慣」セミナーを受けたのがきっかけだったと思います。その前も「タイムクエスト」セミナーをきっかけに、何年か使っていたのですが、PALMかなにかのPDAにとってかわられたという経緯があります。しかし、セミナーを受けた日にPALMが壊れてしまい、「やはり紙か」と再開したのです。バインダーなど3つも買いました。またストレージ(保存箱)にいれると毎年箱がつまれていき、そろそろ10年でしょうか?それだけ、フランクリンを愛用してきたのです。
何が素晴らしいといって、週単位の時間管理と人間関係から優先順位を決めるフレームです。この2点は他の時間管理術には見られないもので、「ウィークリーコンパス」なるツールは、1週間の価値を高める上で欠かせないものとなっています。

 ところが大きな難点は、1日2ページというリフィルの多さです。ストレージが増えるのがいよいよ気になってきました。そこで昨年は週めくりのタイプをはじめて選んだのですが、これも基本コンセプトを踏襲した素晴らしいもの。今年はさらにコンパクトにするべく、ワイヤーバウンドという、ワイヤー綴じの手帳タイプにしてみました。それでも中身は同じはず、今年からは保存がより楽だな、と期待していたのです。しかし、これはウィークリー(週めくり)でも全く別物だったのです。まず週間計画のページがなくなっていました。それから毎月のカレンダーの後ろにはいると思っていた週間のリフィルが、毎月のものと毎週のものがそれぞれまとめられていて、一緒に見られません。つまり、フランクリンのいう「価値観→長期計画→短期計画」の計画構造に対応していないのです!11月ごろ円が高くて「ついてる!」とばかりにまとめ買いしたのですが、この問題に気づいたときの失望たるや、がーん!という感じでした。ワイヤーを外して組み直しもしたのですが、思う形にはなりませんでした。これはまずいー。

 ここからです。新たな手帳探しを始めたのは。フランクリンのリフィルも種類が減ってきているように見えたので、ここで他に乗り換えるチャンスかと思ったものの、他はみんな同じ。1週間管理と人間関係軸がない。うーん。そもそも、フランクリンを薄くしたくなったのは、Google Appsを使うようになったから。社内での共有を図るには、結局クラウドに頼らざるを得ない。ここで、フランクリンがやっちゃダメだという(フランクリンではすべてのパーソナル情報をプランナーに置け、というお約束になっています)、情報のバラバラ化が起こってしまっていたのです。ですから他の手帳も、Googleも、BlackBerryも、根本的な解決策になってくれない。

 結局、不本意ながら今年はいっそうGoogleに依存する始末。書いて残すのは、Rhodiaのmeeting noteにウィークリーコンパスを挟んで使っています。でも、しっくりきていません。またフランクリンのに戻すか、どうしようか・・・。学生時代以来の友人、林徹哉くんもフランクリンから「ほぼ日」に変えるといってたよなあ。
あなたは今年どうしていますか?